世界でも例を見ないシステムのエコカーを使い、多くの実績を持つソーラーカーではなく、「より実用的な…」実験車で彼らの 「夢」を乗せて夏のオーストラリア大陸4,000kmを走ります。
2003年12月19日大陸西海岸パースをスタート、 27日に大陸東海岸シドニーにゴールします。
TSCP ( Tamagawa Solar Challenge Project )は、新システムのハイブリッド車で、オーストラリア大陸横断 4,000kmにチャレンジします。
ハイブリッド車といえば市販されているガソリンエンジンと燃料電池の組み合わせを思い浮かべますが、今回開発したものは、 ソーラーセルと燃料電池を組み合わせた究極ともいえるエコカーです。
実験車としてのこの車は、ワールド・ソーラーカー・ラリー(WSR[World Solar-car Rally])秋田大会においてソーラーパネルを使用せず、燃料電池のみで模擬レースに出場しました。 そこで、国際ソーラーカー連盟(ISF [International Solarcar Federation])会長であるハンス・ソルストラップ氏の目に留まりました。ハンス氏の熱望もあり、今回、この新型車を駆って、ソーラーカーレースの基礎を築いた冒険家ハンス氏が20年前に成し遂げた、オーストラリア大陸横断4,000km(パースからシドニー) 20日間走破の記録に挑戦することになりました。
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