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SHC Report

レポート1-UWAでの準備 レポート 1/5

先発隊の学生8名がパース市にある『 The University of Western Australia(UWA) 』に到着。広く公園のようなキャンパスに驚く。早速、作業場(ラボ)の下見に行くが、そこにソーラーカーの姿はまだなかった。小原監督によると、「通関の手続きに手間取っている」とのこと。学生達は少し残念そうであったが、「今日はゆっくりと休み、明日からの作業に向けて体調を整えるように」と監督からの指示にホッとしていた。

翌日はラボの整理から始まった。ソーラーカーの車体を万全に調整・チェックするためには、ラボの整理・整頓が最も大切である。夕方、ソーラーカーを乗せた玉川トラックがラボに到着した。学生達は素早くトラックを囲み、荷物をラボに運び作業に取りかかる。その時、UWAのラボ責任者(管理者)である、Dr. Kamy Chenが訪れ『アポロンディーヌ号』を見学に来た。「我々はフォーミュラーカーをやっているが将来性という意味では楽しみは少ない。でも、玉川大学のソーラーカー(アポロンディーヌ号)には夢がある。それを間近に見ることができてとてもうれしい」と話していた。翌日から、毎日UWAの教員や学生がラボを訪れ、小原監督や玉川の学生にアポロンディーヌ号についてさまざまな質問を熱心に投げかけていた。学生たちにとってもよい勉強(交流)になったと思う。

メンテナンスを順調にこなし、そろそろ試走の段階に入る。しかし、燃料電池を使うためにはシリンダーの検査と、車体自体の検査(車検)をパスしなければならない。学生達は、まるでレースの時のように、テキパキと自分たちが担っている仕事をこなし、想定されていた質問や安全性について準備しており、車検は思いの外、すんなりとパスすることができた。

いよいよ、水素を充填し、UWA内での試走(ハイブリッドで)を行う。水素(燃料電池)を使う試走では、アポロンディーヌ号のライトを点灯。試走の時間が夕方ということもあり、夕日をバックにライトをつけたソーラーカーがなんともいえない頼もしい姿を見せていた。

レポート2

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